藤沢市議会 2020-03-05
令和 2年 2月 補正予算常任委員会-03月05日-01号
令和 2年 2月
補正予算常任委員会-03月05日-01号令和 2年 2月
補正予算常任委員会
令和2年3月5日
1.日 時 令和2年3月5日(木) 午前9時30分開会
2.場 所 第1
議会委員会室
3.出 席 者
委 員 長 永 井 譲
副委員長 西 智
委 員 味 村 耕太郎 石 井 世 悟
清 水 竜太郎 井 上 裕 介
甘 粕 和 彦 武 藤 正 人
柳 田 秀 憲 堺 英 明
欠席委員 な し
議 長 加 藤 一
副 議 長 有 賀 正 義
傍聴議員 原 田 建 安 藤 好 幸
谷 津 英 美 大 矢 徹
杉 原 栄 子 佐 野 洋
理 事 者 小野副市長、宮治副市長、林総務部長、
古澤行政総務課主幹、
◆味村耕太郎 委員 国のほうでも、
マイナンバーカードの発行体制が強化されているという流れが強まってきているということでありました。そうした流れの中で本市の
個人番号カード、
マイナンバーカードの普及率についてはどのような状況になっているのか、お聞かせください。
◎田遠
市民窓口センター長補佐 2月末現在の本市の人口に占める交付枚数の比率は19.3%となっております。
◆味村耕太郎 委員 横ばいというような状況なのかなというふうに思いますが、先ほど来の答弁でもあるように、国では
個人番号カードの普及拡大を進めていくという流れがどんどん強化されているということでありますが、今後の普及策の方向性についてお聞かせください。
◎小宮
市民窓口センター主幹 国における
カード普及策としましては、令和2年9月から消費税増税後の消費活性化策として
マイナンバーカード所有者で
キャッシュレス決済を行った者に対して、一定額のポイントを国費で付与する
マイナポイント事業、そして令和3年3月からは
マイナンバーカードの
健康保険証利用の運用開始が予定されております。
◆味村耕太郎 委員 今後、健康保険証にも使えるようになってくるということでありました。政府は、このように
様々マイナンバーカードを盛んに宣伝しているわけでありますが、取得手続も煩雑であり、国民は必要性を感じません。個人情報の漏えいやカードの紛失、盗難への危惧も根強く、プライバシーを危険にさらすもので、市として積極的に進めなくてもいいのではないかというふうに考えますが、改めて見解をお聞かせください。
◎古澤
行政総務課主幹 マイナンバーカード、マイナンバーの制度でございますけれども、個人情報の管理の部分につきましては、システム、制度、この両面から厳格な安全の対策、また、セキュリティの対策というものが講じられております。個人情報の保護に大変配慮された制度であるというふうに認識をしておるところでございます。また、国の
デジタルガバメント実行計画というものがございまして、こちらにおきましても、
マイナンバーカードにつきましては、安全安心で利便性の高いデジタル社会の基礎として社会保障の公平性の実現、また行政の利便性の向上、運用効率化などに向け、その普及と制度の利活用を促進するというふうにしてございます。そうしたことから本市といたしましても、それら国民の利便性の向上実現というものに向けての取組というふうに捉えておるところでございます。
◆西智 委員 説明資料、12ページの
ふるさと納税関係事業費なんですけれども、これは
ふるさと納税増加ということで、本市にとってはいいことだと思うんですが、これは何か努力された結果、こうやって伸びているのかどうなのか、お聞かせください。
◎臼井 財政課主幹 今回、補正を上げさせていただきまして、寄附額としては本年度の見込みとしては1億円ぐらいの寄附ということで、前年度比で2倍ぐらいというような寄附を頂いている状況でございます。全体として、まだ推計が出ておりませんけれども、例年、寄附額は全国で1.3倍から1.5倍ぐらい増加をしてきておりますので、自然増と言うとちょっと語弊があるかもしれませんけれども、全体的に伸びているということで、寄附の対象者の方、寄附をされる方が増えてきているという要因は一つございます。
そうした中で市といたしましては、これまで返礼品を増やすという作業をしてまいりましたけれども、そうした中で御食事券であるとか、あと今回、市内の企業さんでお人形をつくっている事業者さんに登録をいただいたところ、短期間ではありましたけれども、かなり御好評を頂いたというところもありまして、どちらかというと傾向的には高額の寄附に対応する返礼品を増やしてきたところがございます。こうしたところが市として寄附額の増加を獲得できた要因として捉えております。
◆西智 委員 控え目におっしゃっていますが、努力されたんだろうなというのも、返礼品を見ても見受けられます。
次に、14ページの
地域情報化推進事業費についてなんですが、これは予算現額と執行見込額を見ると約15分の1と、これもいい意味で結構すごいことなんじゃないかなと思うんですが、これはどのようなことでこうなったのか、お聞かせいただけますでしょうか。
◎加藤
IT推進課課長補佐 御指摘のとおり差額があると思うんですけれども、
地域イントラネットワークは更新はしております。もともと
地域イントラネットワークは広域な
ネットワーク、公民館ですとか
スポーツ施設さんを結んでいる
ネットワークがありまして、運用していたんですけれども、かつて目的別に
ネットワークというのは分けているところがございました。今回、技術の進歩の中で、物理的には一つなんだけれども、論理的には分割できるというところの技術も発達してきまして、セキュリティの関係でもそこはもう運用できるだろうというところで、今回、庁舎の
ネットワークの更新がありまして、そこに重ねる形で
庁舎ネットワークと
地域イントラネットワークを別々に運営しているんだけれども、一本化することができて一体化の調達の中で、このぐらいの差額を生み出すことができたということで、今回このような減額の補正をさせていただきました。
◆西智 委員 予算を取る段階では、これだけの金額を確保していたけれども、実際遂行していく中で工夫というか、こうやって減額できたというのは一つすばらしいことだと思うんですが、こういったことをIT以外でも全庁的に、そういった考えを持って、予算があるから使っちゃえじゃなくて、そういった少しでも減らすという考えが必要だと思うんですが、これはIT以外でもそういった考えでやっているのか、今後もやっていくのか、その辺、お聞かてください。
◎大塚 財政課主幹 今の御質問で、より効率なものということで、予算がかからないほうがあれば、もちろん、その事業の内容も精査いたしまして、より効率的な少ない資源でできるものであれば、そちらを採用していくような考えでやってございます。
◆西智 委員 続いて、17ページの
過年度市税等還付金及び還付加算金ですが、これは去年のこの時期の補正予算の金額を見ると、6億1,200万円と今回とは桁違いの数字で、ここは去年もいろいろ話があったところなのでお伺いをしたいんですが、特にこの中で生活保護の扶助費に関わるところ、去年が5億2,400万円ほどあって、今年度はどのような数字なのか。特に、この生活保護についてお聞かせください。
◎藤森
納税課課長補佐 おっしゃるとおり、昨年は生活保護、扶助費で返還金が5億円強と大きく出たものでございますが、今年度については、生活援護課の生活保護費と国庫負担金については追加交付で対応する予定となっております。増額補正ではなくて追加交付を要求する形となっています。
◆西智 委員 追加交付は金額としてはどのぐらいになっているんでしょうか。
◎藤森
納税課課長補佐 追加交付の予定としては約4,400万円を予定しております。
◆西智 委員 5億2,000万円の返還から追加が4,400万円と大分精度が増したというか、余り差額がない方向にできているんだと思うんですが、結局、それは去年は精度があまりよくなかったみたいな話も出ていたと思うんですが、何か今年度変わったところがあったのか、お聞かせください。
◎藤森
納税課課長補佐 毎年の生活保護の人数によるものではあるんですけれども、平成30年度につきましては
経理担当職員、査察指導員でもある管理職によるチーム体制のもと、多角的な視点から保護動向や執行実績を分析、検討し、平成29年度は人員が減少に転じるなどの動向が流動的だったのに対して、30年度は横ばい状態が続いたため、危険負担率を多く見込む必要がなく、結果として精度が上がったと聞いております。
○永井譲 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで質疑を終わります。
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 次に、第4款民生費及び第5款衛生費について質疑を行います。
質疑はありませんか。
◆石井世悟 委員 説明資料40ページの衛生費、
石名坂環境事業所整備費についてお伺いさせていただきます。
石名坂環境整備事業費の中でクレーンの亀裂が生じて交換を必要とするということで今回補正が組まれているんだと思うんですけれども、クレーン交換に要する期間についてまずお伺いいたします。
◎松崎
石名坂環境事業所所長補佐 クレーンなんですけれども、おおよそ10年ごとに交換をしております。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。今回の補正を組んだということで、もう老朽化が激しくなってしまっているので交換するんだと思うんですけれども、今回の交換に要する期間をお伺いさせていただいています。
◎松崎
石名坂環境事業所所長補佐 クレーンなんですけれども、クレーンに亀裂が生じておりまして、その修繕を行うということで今回補正に入れさせてもらっています。御承認いただければ早急に工事を行いまして、バケットの作成を行います。作成に約6か月以上かかりますので、交換時期といたしましては10月以降になる見込みでございます。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。現在、北部のほうでも2号炉の建設等で急いで作っていただいていると思うんですけれども、クレーンが一つ動かないということに対して、たしか2基あると伺っていると思うんですけれども、もう1基のほうで対応してごみ処理が今までどおり稼働できるのかどうか、お伺いいたします。
◎松崎
石名坂環境事業所所長補佐 ごみクレーンは、おっしゃるとおり2基ありまして、一つずつ交換を進めていくという形になりますので、市民生活に影響を及ぼすことはございません。
◆清水竜太郎 委員 説明資料34ページの法人立保育所運営費ですけれども、保育士の宿舎借り上げの申請件数が当初見込みを下回るということですが、もともとの見込者数とここまでの申請者数の件数を教えていただけますでしょうか。
◎宮代 保育課主幹 宿舎借り上げの当初見込みとこれまでの状況ということですけれども、まず、当初予算の積算といたしましては、施設数が41施設で84人というような見込みを立ててございました。これに対しまして、現在の実績見込みでございますが、20施設33人という実績見込みでございます。
◆清水竜太郎 委員 保育士を育てるというか、なるべく来てもらうようにということでは、当然引き上げたほうがいいわけですけれども、引き上げるために今後どのように工夫されていきたいのか、教えてください。
◎宮代 保育課主幹 この事業でございますが、始めて以降、年々申請者数が増加傾向にございます。そういった観点では、これは来年度予算のお話になりますけれども、またさらに拡大を図っていくという形で今、当初予算に計上させていただいております。その内容は、1施設当たりの利用者数をこれまで3名だったところを5名まで引き上げるといったようなところ、それから今まで認可保育所を対象にしてございましたけれども、これを小規模保育事業所まで広げるといったような拡大を検討しておりまして、そういった形の中で徐々に実態に合わせて使いやすい補助金にしていくというような形を考えてございます。
◆清水竜太郎 委員 ありがとうございます。
次に、38ページの歯科健診ですけれども、これも当初の見込みと実際の受診者数、内訳を教えていただけますでしょうか。
◎三澤 健康増進課課長補佐 実際の見込数といたしましては、パーセントとして10%ほどの受診者数を見込んでおりました。実際の受診者といたしましては3,917人と全体では6.5%の受診率となりました。
◆清水竜太郎 委員 もちろん、減額が悪いことではないですけれども、そのように想定を下回った原因というか、課題はどのように捉えていますでしょうか。
◎三澤 健康増進課課長補佐 対象者の見直しを平成29年度から実施いたしまして3年目になりますけれども、昨年度は通知方法などを変更した関係で受診者が減りましたが、昨年度と今年度の受診者というのは横並び、6.5%と変化はございませんでした。実施率、受診率を上げるということも、もちろん課題ではありますけれども、他市と比べますと藤沢市の場合は受診率も高い数字を持っております。今後も課題につきまして積極的に周知等をさせていただきながら、受診率を上げていく努力をさせていただこうと思っております。
◆味村耕太郎 委員 それでは、市立保育所整備費です。善行保育園・善行乳児保育園の再整備の工期を延期するということであります。その理由としては、善行市民センター再整備工事との重複を避けるためということでありました。この点については、保育園の再整備を進めていくときに、市民センターの工事と重なるということは当然想定もできたのかなと思いますが、その点の市の想定についてはどうであったのか、改めてお聞かせください。
◎髙田 子育て企画課課長補佐 善行保育園・善行乳児保育園の再整備につきましては、善行市民センター等再整備事業として平成26年度から、地域団体の方や住民の方、公民館サークルの方に説明を行って、最終的に郷土づくり推進会議において基本構想を確認させていただいた事業でございます。再整備スケジュールについては、公共施設再整備プランにおける見直しの中で、当初平成30年度から令和4年度中に供用開始するということでさせていただいてきたところでございます。その後、行財政改革2020において公立保育所の再整備手法の見直しを行ってまいりました。これを踏まえて、従来の直営工事から設計・施工一括リース方式に転換することを前提に、平成31年度中に事業者の選定と敷地の測量を行うための予算要求をさせていただいたところでございます。
善行市民センターの再整備と工期が重複することにつきましては、当初より想定はさせていただいたところなんですけれども、具体的な調整を進める中で、重複する期間中に市民センター・公民館の駐車場台数が大幅に不足をしてしまうというようなこと、それに伴って市民センター・公民館への運営の影響が非常に大きくなるというようなことが課題として持ち上がってきたところでございます。
この課題に対応するために、この間、別途近隣の民間の駐車場の確保というようなことも検討してまいりましたけれども、利便性を大きく損なわない距離での台数確保というのが場所柄、非常に難しかったというようなことがございました。また、この再整備事業用地に近接する善行西口エリアの道路の工事、バリアフリー工事というふうに伺っておりますが、これが計画されておりまして、仮に3つの工事を同時に進めたときに、大型車両の往来の増加、また騒音など、近隣にお住まいの方々への生活環境への影響が大きくなることが懸念されたこと、この2つの要素によりまして、この再整備スケジュールの変更を判断させていただいたところでございます。
◆味村耕太郎 委員 想定はしていたんだけれども、市民センターの運営ですとか駐車台数の確保ができない、生活環境の悪化が大きくなるということで延期をするということでありました。今後については、保護者や地域、つどいの広場の事業者など、この工事の延期について丁寧に説明をしながら、あくまで住民合意を基本に再整備事業を進めていくべきと考えますが、改めて市の見解をお聞かせください。
◎髙田 子育て企画課課長補佐 公立保育所の再整備に当たりましては、これまでも地域住民の方に対しまして、丁寧な情報提供を心がけてまいりました。また、再整備に当たって説明会等を開いて、住民の方からの御意見を伺うような機会も設けて対応を進めてきたところでございます。この善行保育園・善行乳児保育園の再整備スケジュールの変更につきましても、保護者や地域の皆様、またつどいの広場を運営している皆様にも丁寧な情報提供を心がけてまいりたいと思います。
◆味村耕太郎 委員 続きまして、法人立保育所等施設整備助成事業費です。(仮称)辻堂げんきっず保育園新設整備についてです。神奈川県の補助金に関わる問題で開設者が変わってきております。また、この整備の場所というのは羽鳥1丁目と辻堂新町1丁目の明治市民センター前の交差点の近くにあり、通りに面しているところです。地域の方からも車を止める場所はあるのか、園児の安全性はどうなのかなど、安全対策についての声が上がっているところであります。この点の対策についてはどのようになっているのか、お聞かせください。
◎髙田 子育て企画課課長補佐 西南地区に開所する予定であった保育所につきましては、これまでも御報告させていただいたとおり、事業者の変更をさせていただいております。今、御指摘いただきました駐車場の確保の件だというふうに受け止めておりますが、それについては当初の事業者が選定された際にも、当然保育所の運営を行うには、駐車場の確保というのは必要だというふうに我々は考えておりますので、そこの確保を条件に、まずは従前の事業者については選定をさせていただきました。それを引き継いだ事業者につきましても、そこの条件については同様に対応するよう、この間、指導してきておりますので、駐車場の確保をするような対応で、現在、設置運営事業者のほうで対応しているというような状況でございます。
◆味村耕太郎 委員 駐車場の確保については分かりました。園児の安全性、子どもたちの安全の確保という点では、必要であれば警備ですとか見守りを行っていくという対応を図るべきと思いますけれども、その点についてはどのようになっているんでしょうか。
◎髙田 子育て企画課課長補佐 御指摘の子どもの安全性の確保という部分も非常に大事だというふうに考えてございますので、まだ具体的にこのような対応をしていくというようなところはございませんけれども、設置運営事業者と協議をして対応してまいりたいというふうには考えております。
◆西智 委員 説明資料35ページの藤沢型認定保育施設補助事業費についてなんですが、対象施設の閉園に伴いということなんですが、これは何園が閉園して、何人の子どもに影響があったのか、お聞かせください。
◎宮代 保育課主幹 藤沢型保育施設の閉園の関係でございます。まず、施設数でございますが、今年度の当初予算の段階で16施設ということで想定をしてございました。その中で閉園等という表記をさせていただきましたけれども、こちらが5施設という形になります。全体で定員ベースで114名のお子さんがいらっしゃる施設でございます。
◆西智 委員 そうすると、この閉園はどれぐらい前から分かっていて、この114人の子たちは、ある程度期間があれば閉園まで対応できると思うんですが、どういった対応をとられているのか、行き先がちゃんとあるのか、そのあたりをお聞かせください。
◎宮代 保育課主幹 こういった施設の状況でございますけれども、施設ごとに若干違いはございますけれども、まず、保育士の確保ができないとか、保育従事者その他の全体の園の運営がなかなか安定しないといったようなところが根底にある原因かなというのがございます。そうした中で、年度末までは基本的には御対応いただけるという中で、ただ来年度に向けてはどうかといったような御相談、これは早いところであれば年末ぐらい、12月ぐらいからあったというところでございます。そうした中でいろいろ相談をして、保育士の確保ができるかどうかとか、そういったことも私どもともやり取りをする中で、最終的には2月以降、2月から3月、そういう意味では予算が固まった後の段階で最終的には運営が難しいというようなお話をいただいたケースが多くございます。それ以外にも新年度に入ってから、これは計画的に閉じられたというところも中にはございます。
そういった状況の中で、では、そこに通われていたお子様がどうなったかという観点なんですが、大半の施設に関しましては、そういった御相談を早くからいただいていたというところがございますので、認可保育所の申込みをされて、そのまま入所ができたという方、それから、それ以外には施設保育施設、認可外のほうに入られたというような方もいらっしゃいます。ですので、1か所だけ3月になってから急遽閉園といったような施設がございましたので、こちらにつきましてはなかなか簡単には行き先が見つからないという状況も一時発生したんですが、これは保育課のほうで相談を受ける中で、最終的には認可外保育施設に入ることができたということで、基本的にはそういった意味で4月から行き先がなくなってしまったというようなことは起こっていないというように考えてございます。
○永井譲 委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで質疑を終わります。
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 次に、第6款労働費から第8款商工費までについて質疑を行います。
質疑はありませんか。
◆井上裕介 委員 それでは、何点か聞かせていただきたいと思います。
まず、説明資料43ページの担い手育成支援事業費ということで、交付額が減額されてということで減額補正ということで今回出されているんですけれども、今、農業従事者の方々にお話を聞いても、やはり担い手不足、後継者不足というものは非常に拡大をしてしまっているというか、深刻な問題なのかなというのは、農地の今後の土地利用を含めても、深刻な問題なのかなと私も思っております。そして、それを何とかしなきゃいけないということで、この担い手育成支援事業が進められていると思うんですけれども、今回減額ということで申請を取り下げた方もいらっしゃったということであるんですけれども、こういったケースが増えているんでしょうか、どのような状況なのか、まずお聞かせいただきたいと思います。
◎及川 農業水産課専任課長補佐 こういったケースが増えているかということなんですけれども、今回は当初新規で6名の方が申請を予定されていたんですが、そのうち3名の方が申請を取り下げております。例年予定していた方がなかなか要件が整わずに申請を取り下げるというケースがございますので、今年度についても平均的なところかというふうに考えております。
◆井上裕介 委員 分かりました。
次に、次の44ページの被災農業者支援事業費なんですけれども、この補正の趣旨としては、補正額を繰越明許ということで設定を行いたいということであるんですけれども、そこで総括して、15号、19号でビニールハウスとか直接的被害というものと、あともう一つ考えられるのが間接的に被害を受けられている方がいらっしゃると思います。そういったことも市で把握されていると思うんですけれども、ここに補正の何経営体ということは数字が出ているんですけれども、総括して、これで全て藤沢で起きた農業従事者への被害というものは救済をされたのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎安部川 農業水産課課長補佐 台風15号・19号による被害状況につきましては、15号につきましては、農業ハウス45棟、農業用倉庫4棟、牛舎2棟となっております。作物の被害といたしましては、ナス、小松菜、梨などの被害が確認されております。台風19号につきましては、農業用ハウス73棟、農業用倉庫6棟、果樹のネット2件、畜舎3件、堆肥舎1棟ということで、農作物の被害といたしましては、ナス、ブロッコリー、果樹の柿などの被害が確認されております。全ての被災について救済がされているかというところにつきましては、国の今回の補助事業につきまして、広く農業者に周知した中で補助を活用して営農を速やかに復旧できるような支援を行っているところでございます。
○永井譲 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで質疑を終わります。
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○永井譲 委員長 次に、第9款土木費について質疑を行います。
質疑はありませんか。
◆清水竜太郎 委員 説明資料66ページの空き家対策なんですが、空き家の利活用の補助金の執行がゼロということで、ゼロ件なのかなと思いますが、現実、なかなか活用が厳しいのが現状かと思いますが、市としてどのように課題を把握されておるのでしょうか、教えてください。
◎堀田 住宅政策課課長補佐 空き家の補助金利活用事業というところで、現状として例年そうなんですが、なかなか使っていいという空き家の所有者さんが見つからないということなんですけれども、今年度、空き家の全戸調査というものを実施いたしまして、その中でいわゆる適正に管理されている比較的利活用に向いている空き家の所有者さんにも意向確認等ができました。まだ委託業務自体が終わったばかりなので、中身の精査まではできていないんですけれども、その中で市の事業等に協力してもいいというアンケートの回答をしていただいている方も数名いらっしゃいましたので、そういった方々にアプローチを今後かけて利活用をやりたいと思っております。
また、本年度につきましては、本市でやっております補助金事業の実績はゼロだったんですけれども、実際に当課でマッチングしました空き家の所有者さんと利活用事業者さんで、空き家利活用の事業が今調整中という形になっておりまして、国が用意している先進事例というものに対する補助金が、空き家の専門の補助金ではないんですけれども、そちらを使いながら、いわゆる母子家庭のシェアハウスというものを進めていこうというようなお話も出ておりますので、本課としては今回用意している補助金にこだわらずに、事業者さん、所有者さんと協力しながら今進めているという状況でございます。
○永井譲 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで質疑を終わります。
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○永井譲 委員長 次に、第10款消防費及び第11款教育費について質疑を行います。
質疑はありませんか。
◆石井世悟 委員 幾つか質問させていただきたいと思います。
まずは説明資料66ページの消防費、出動訓練費についてお伺いいたします。今回、消防団員の皆様が台風15号、19号等多くそういった出動の見込みがあったことから補正されていると思いますが、消防団員の皆様、日頃の訓練から、こういった緊急対応時等、出動していただいて地域としてもありがたい限りだとは思いますけれども、今回この15号、19号というのが特に大きなポイントだと思うんですけれども、どういった実際の出動だったのかどうか、例があればお伺いしたいと思います。
◎宮本 警防課課長補佐 台風15号・19号の活動内容といたしましては、15号につきましてはいずれも軽微な活動を行っていただきました。台風19号に関しましては、倒木の除去作業、道路の冠水に伴う排水作業、また、消防団単体では対応が困難な事案につきましては、常備消防隊と協力し活動を行い、安全迅速に災害対応を行っていただきました。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。消防団の方は、基本的には昼間であったりは違うお仕事をされていて、準公務員として、こういった活動に御協力いただいていると思うんですけれども、そういった大規模災害時の消防団の方と消防隊の方とのすみ分けというか、作業の訓練であったり申合せ事項等、何かマニュアルが存在するのかどうか、お伺いいたします。
◎宮本 警防課課長補佐 常備消防と非常備消防、常備消防におかれましては、火災、震災等の専門分野に関しまして訓練等を行っております。また、非常備消防の消防団に関しましては、常備消防のいわゆる手助けといいますか、支援といいますか、そちらのほうも行っていただくような形で日頃連携した訓練を行っております。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。連携をした訓練を行っているというふうなことなんですけれども、何分日頃から訓練を積んでいるわけではないので、とても安全性においては危惧されるのかなというふうに思います。特に東日本大震災であったり、今回の大雨等でも、一般の人だったり、そういった消防団の方たちが思いがあって助けに行って被害に遭ってしまうというケースも多々見られると思うんですけれども、そこら辺のそういった方々に対しての安全対策等の決まり事であったり、そういった対策を今回されていたのかどうか、お伺いいたします。
◎古橋 警防課主幹 消防団における風水害の活動の作業マニュアルにつきましては、平成30年に整備をしてございます。このマニュアルに従いまして、梅雨期もしくは台風期に入る前に、県立のプール、辻堂の海浜公園プールですとか秋葉台の公営プール、こちらの流水プールを活用してFRPボート等の操船訓練、それからもしも人が河川に流されてきたときの救出法の訓練、あるいは行方不明者の捜索の仕方の訓練、こういったことを実際に救助の部隊員から直接指導訓練を行っているところでございます。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。大規模災害といっても様々なものがあると思うんですけれども、例えばここから先は危ないとか、ここから先は出動は控えたほうがいいんじゃないかとか、そういった判断というものはどなたがされるのでしょうか。
◎川勝 消防局参事 そういった場所での判断ということでございますけれども、例えば大規模災害、風水害でもそうなんですけれども、そうなりますとおのおのの分団長といいますか、分団で言うと分団長の判断ということになるかと思われます。
先ほどの追加の答弁になるんですけれども、台風とか風水害の関係で全国的にもかなり傷痕を残していることがあるということですので、29年、30年にわたって国のほうで救助技術の高度化検討会において、水害時における消防機関の安全管理体制の整備、資機材について議論されてきました。ある程度国のほうも、風水害の対応のマニュアルというのも提示されましたので、それに基づきまして我々藤沢市としましても、30年9月に洪水・津波災害に伴う水害救助マニュアルを策定しまして、消防団用のものを消防団のほうに周知徹底をしているところでございます。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。
次の質問に移らせていただきたいと思います。続きまして、68ページ、教育費、教育情報機器関係費についてお伺いさせていただきます。今回、GIGAスクール構想に基づいて、こういった1人1台の学習用端末を整備するということで繰越明許をされているのだと思うんですけれども、昨今の中国の情勢等々を見ながら、1万370台を繰越明許で来年度に向けて準備を進めているということなんですけれども、この1万370台、結構な数だと思うんですけれども、これは来年度中にも整備が可能なのかどうか、お伺いいたします。
◎鹿児嶋 教育総務課指導主事 端末の1万台を超える確保の部分でございますが、メーカーや商社等とも緊密に情報交換をしているところでございます。当然ながら、藤沢市のみならず全ての市町村で同様の調達があるわけで、相当の体制を取っているということは聞いております。最近の情勢で不確定要素もございますけれども、今後も連携を密にして無事調達ができるように情報収集を進めてまいります。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。
次の質問に移らせていただきたいと思います。70ページ、教育費の要保護準要保護児童援助費についてお伺いいたします。今回、国の制度が変わったのを受けて地球基準による国の補助価格が変わって補正ということで上がっているとは思うんですけれども、補助単価が変わったということなんですけれども、これについて詳細を伺えればなと思います。
◎戸田 学務保健課主幹 要保護、準要保護の国の助成制度ですけれども、毎年、単価の改定があるわけではないんですけれども、ここ数年、予算要求時には旧、いわゆる前年度の実績単価で要求せざるを得ませんけれども、例年3月の末、日切れ法案的に補助単価が改定されるというところで、どうしても現計予算で執行している中で不足が生じた場合に補正対応ということで対応せざるを得ません。
具体的に今回の場合で申しますと、小学校の入学準備金ということで給付を予定しております新入学学用品費等、こちらの単価が小学校で4万600円のものが5万600円、中学校で4万7,400円のものが5万7,400円と、それぞれ単価が1万円ずつアップしているような状況です。その1万円の分について当初見込みの493人分ということで493万円を増額補正ということでお願いしたところでございます。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。要保護、準要保護を必要とされている家庭というのは、収入が少なく、そういったお金がかけづらい方に対する補助だと思うんですけれども、今回、コロナ対策の影響で小学校が休校になってしまった関係で、実際要保護、準要保護を受けている方たちは、給食費を実費で助成いただいているのだと思うんですけれども、そういった方たちの、給食が実際もう出ないわけですから、そういった実費支給というものをどういうふうに対応されるのか、どういうふうに検討しているのかどうか、お伺いいたします。
◎菊地 学校給食課課長補佐 今回の小学校、中学校の休校に当たりまして、給食費の取扱いといたしましては、小学校につきましては給食費3月分を頂かない。また、中学校については、前払いで予約をする際にお金を頂いているような形になるんですが、こちらも全額返金するというような形で今手続を進めているところでございます。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。それはそれであれなんですけれども、すみません、質問の意図といたしましては、実際、給食を食べることでその日の食事を賄っている子どもたちがいる中、給食費があるから給食費の補助をもらって御飯を食べていたんですが、給食が出ないことによって別のところで食事を取らなきゃいけなくなってしまって、そこで実際の実費がかかってしまっているのだと思うんですよ。なので、そういったことが起こってしまっているという現状を踏まえて、何らかの対応を取られるのかどうか、お伺いしたいと思います。
◎小野 副市長 一つの事例としては、そういう場面が出てきますし、それから、そもそも学校が休校している間の生活面の課題というのはこれから出てきます。そういう意味では、昼食のこと、それからそれにかかるお金もそうかもしれませんし、それから自身の子どもの対応をするために、お仕事を休まなければいけないとか、今かなり課題としては出ていますので、そうした側面、いろんな場面に対して、これからまた、どういう期間になるのかというのもまだ未確定でありますから、そうした視点をしっかり捉えて対応について検討していかなければいけないというふうに思っておりまして、現状、そういう課題認識というところの答弁ということにさせていただければと思います。よろしくお願いします。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。課題認識を持っていただいて、とても重要だなと思うんですけれども、食べることは本当に一日一日とても重いことで、生きるために必要なことなんだと思います。例えば、後々いろんな補助をするようになったとしても、例えば給食の代わりに何か食べたものに対しての補助をする際に、領収書なのか何なのかを取って置いてもらうとかという作業も必要になってくるのか、もしくはそんなのはなくても実際に1家庭当たり幾らみたいな補助ができるのかどうか、それはわからないんですけれども、そういった補助を検討しているというようなことを周知しているのかどうか、お伺いいたします。
◎小野 副市長 現段階で周知をしているわけではありません。一つ、学校給食における制度の枠ということと、そもそもの食に課題がある家庭が増えてくるという可能性というか、そういうことが想定できるという側面からの取組という意味では、学校給食のお金のやり取りとか、学校給食をデリバリーするということだとかということではないので、そこら辺についての対応というのは、そもそもその衣食住をどう確保するかとか、生活そのものをどういうふうに成り立たせるのか。
そういう意味で言うと、春休みの状態とその手前の状態の違いというのは各御家庭、設定が違ってきているはずですので、あと4月以降の長期になるということも、これはあるかもしれません。今ここで期間について言及するわけにいきませんけれども、そうしたことを含めて感染の対策、予防、そしてそれに関わる生活の支援というような側面を含めて、国、県の動向をしっかり捉えながら、基礎自治体としての役割をしっかり検討していかなければいけない。そういう意味で言うと、現段階としては、そういう段階でありまして、なかなか具体的な対応が取れているわけではありませんが、これからの取組ということにさせていただければと思います。
◆石井世悟 委員 ありがとうございます。
次の質問に移らせていただきたいと思います。76ページ、オリンピック開催準備関係についてお伺いいたします。このたび、藤沢はパラリンピックではポルトガル共和国、オリンピックではエルサルバドル共和国の選手の皆様が藤沢の地に事前キャンプにお越しいただくわけなんでございますが、今回その補正ということで事前キャンプ受入れの繰越明許費が上がっていますが、この内訳がわかれば教えていただければと思います。
◎伊藤 東京オリンピック・パラリンピック開催準備室室長補佐 事前キャンプに関する費用負担につきましては、神奈川県が県立スポーツセンターを所管しておりますから、宿泊費、施設利用費などを負担することになっております。本市といたしましては、主な費用の内訳といたしまして、選手、関係者の移動経費としての輸送関連業務費、それからキャンプ運営に必要となります運営スタッフ・通訳手配業務費、練習会場等における警備費、市民との交流事業を行う際の交流イベント関連業務費、滞在期間中の食費となっております。
◆味村耕太郎 委員 それでは、教育情報機器関係費です。教育におけるICT環境の整備というのは重要でありますし、個々の子どもに合った学習をきちんと保障するということは大切なことです。しかしながら、教科の学習は全てパソコンやタブレットを使って先端技術で個別最適化をすればいいというのは問題であると思いますし、個別最適化で効率よく学ぶだけでは学ぶ過程というのが平板になり、教育の画一化にもつながっていくのではないかなというふうに考えますけれども、この点の懸念については教育委員会としてはどのように考えているのか、お聞かせをください。
◎鹿児嶋 教育総務課指導主事 懸念についてお答えいたしますと、教科の学習を全てパソコンを使って行うようなことは国の方針にも本市の方針にもございません。その上で、必要とするときはいつでも活用できる1人1台の環境整備が今回の趣旨でございます。また、個別最適化によって学習が効率化するということについては、それを適した学習に活用して個に応じた学習に役立てるというものであり、学び合いとか深める学習に取り組む時間をむしろ生み出すことができるというものでございます。また、協働的な学習にもICTのよさを生かして学びの深化につなげることを目指しております。
◆味村耕太郎 委員 教科の学習全てでパソコンを使うということではないというお話でした。学校における集団での学びでは、ある種の型から外れたような発想をする子がいて、そこからみんなが学ぶことで考えが深まるというようなことがあります。このような豊かな学びを実現するためにも、教師の充実した指導や、そのための教育条件整備にこそ力を入れていくべきだというふうに考えますが、改めて市の見解をお聞かせください。
◎鹿児嶋 教育総務課指導主事 独創的な考え方をする子どもにこそ光を当てまして、それを共有することにもICTの活用は有効であると考えております。これまでに教育委員会が取り組んできた条件整備に取って代わるものではなく、さらに充実することに寄与できるものと考えております。
◆味村耕太郎 委員 では、続きまして小中学校の学校施設環境整備事業費です。市内の小中学校の体育館やトイレ改修、空調設備工事の記載がありますが、挙げられている学校以外にも、今後、工事を予定しているところもあろうかというふうに思います。この点では、要望のあるところからできる限り前倒しで行っていくべきと考えますが、今後の工事の見通しについてお聞かせください。
◎木下 学校施設課専任課長補佐 御質問いただきましたとおり、今回の学校以外にも、こうした整備の対象としている学校がまだ数多くございます。学校の施設の整備には、どの事業も高額の事業費がかかりますので、国の補助金等を活用することが不可欠な事業となってございます。今回のように、国の補助金の措置に合わせまして柔軟に予算措置を図っていくことで、できる限り前倒しをして、一校でも多く施設整備を進めていければというふうに考えているところでございます。
◆味村耕太郎 委員 この事業は、小中学校とも国の補助事業が前倒しで採択をされる見込みであるということであります。市の予算を確保するということは大前提でありますが、国の補助事業の確保についても積極的に取り組んでいただきたいと考えますが、その点についてはどうでしょうか。
◎木下 学校施設課専任課長補佐 今年度については、国の国土強靱化計画事業の対応ですとか、また補正予算の措置がございまして、補助事業の採択に従来と違った対応がありました。来年度以降、国がどのような対応を取るか、現時点では分かりませんけれども、いずれにいたしましても、今後、事業の実施に当たりましては柔軟に対応できるように、国の補助事業の動向を注視いたしまして、積極的に補助金等の特定財源の確保に努めまして事業を進めてまいりたいというふうに考えております。
◆味村耕太郎 委員 では続きまして、オリンピック開催準備関係費です。先ほど財政負担の内訳について話がありましたので、財政負担の基本的な考え方についてです。東京オリンピック大会関係全体の費用は東京都組織委員会、国を合わせて3兆円を超えるということでありますが、この費用の支出の詳細を示す資料を組織委員会や東京都は公表していないということでありました。スポーツ基本法の27条では、五輪をはじめとする国際大会の資金の確保に国が特別の措置を講ずるとしているわけでありますから、市としても国、組織委員会が基本的な責任を果たすということを求め、市の開催関係費については必要最小限の支出とするべきというふうに思いますが、基本的な考え方について改めてお聞かせください。
◎青木 東京オリンピック・
パラリンピック開催準備室主幹 オリンピックに関する財政関係の負担に関してでございますけれども、こちらにつきましては東京都と組織委員会、国、関係自治体によりまして、財政面を含めた役割分担につきましては過日合意がなされております。この中で組織委員会は、大会運営に直接的に関わる経費を開催都市の東京都とともに負担することになっております。また、国の役割でございますけれども、こちらについては大会が円滑に行われるように関連施策を実施することとされておりまして、現状、これらの役割分担に基づいて準備が進められているということで認識しております。
一方、本市の対応ということでございますが、こちらは今回要求させていただいておりますが、事前キャンプ、シティキャストフジサワ、こういった関連経費のほか、江の島が会場となりますセーリング競技の普及啓発、気運醸成の取組など、会場の関連自治体といたしまして、必要な経費を予算化いたしまして、盛り上げやおもてなしの取組などについて、神奈川県などと連携して取組を進めているところでございます。
○永井譲 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで質疑を終わります。
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 最後に、第12款公債費及び歳入以下全部について質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前10時51分 休憩
午前10時52分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議を行います。
議員間討議に付す意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午前10時53分 休憩
午前10時54分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第84号令和元年度藤沢市
一般会計補正予算(第7号)について反対をいたします。
なお、本補正予算では、
個人番号カード交付事業費が盛り込まれています。マイナンバーは、日本国内で住民登録をした全ての人に12桁の番号を割り振り、税や社会保障などの分野で個人情報の特定、確認ができるようにする仕組みです。今後、政府は、医療機関窓口で
マイナンバーカードを健康保険証としても使えるようにするための準備も推進するとしています。しかし、病院などでのカード利用は窓口対応を複雑にし、カードを持ち歩くリスクのほうがかえって高まります。問題だらけの
マイナンバーカードの普及を無理やり推し進めることは新たな混乱を引き起こし、危険を広げるだけであり、マイナンバー制度は廃止をするべきです。
以上を申し述べて討論といたします。
○永井譲 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第84号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○永井譲 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────
△(2) 議案 第85号 令和元年度藤沢市北部第二(三地区)
土地区画整理事業費特別会計補正予算(第3号)
○永井譲 委員長 日程第2、議案第85号令和元年度藤沢市北部第二(三地区)
土地区画整理事業費特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前10時57分 休憩
午前10時58分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議を行います。
議員間討議に付す意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午前10時59分 休憩
午前11時00分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第85号令和元年度藤沢市北部第二(三地区)
土地区画整理事業費特別会計補正予算(第3号)についても反対をいたします。
○永井譲 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第85号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○永井譲 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────
△(3) 議案 第86号 令和元年度藤沢市
墓園事業費特別会計補正予算(第1号)
○永井譲 委員長 日程第3、議案第86号令和元年度藤沢市
墓園事業費特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時02分 休憩
午前11時03分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第86号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
──────────────────────────────
△(4) 議案 第87号 令和元年度藤沢市
国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)
○永井譲 委員長 日程第4、議案第87号令和元年度藤沢市
国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。
質疑はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 資料を見ますと、国民健康保険料がおよそ6億8,922万1,000円の減額というふうになっておりますが、まず、この要因についてお聞かせをください。
◎増渕 保険年金課課長補佐 国民健康保険料の歳入が減額になっている理由でございますが、こちらは平成28年度の制度改正によりまして、被用者保険、いわゆる社会保険の加入要件が緩和されたことなどによりまして、現在、年々国民健康保険の被保険者数が減少しており、相応の保険料収入減が見込まれること、また今年度の保険料率算定に当たりまして、前年度と同程度の保険料水準を維持させていただくために、繰越金を保険料歳入に相当額充当しております。この2つの理由によりまして、所要の減額とさせていただいているものでございます。
◆味村耕太郎 委員 それでは、今年度の資格証、短期証の発行の件数についてはどのようになっているのか、お聞かせをください。
◎増渕 保険年金課課長補佐 資格証明書、短期保険証の発行状況でございますが、本年1月末現在でございますけれども、資格証明書は68件、短期保険証は1,065件となってございます。
◆味村耕太郎 委員 資格証をお持ちの方は、今問題になっている発熱、倦怠感など新型コロナウイルスの疑いがあるというような下でも、窓口で10割負担をしなければいけないということから、容易に病院に行けない、行かないというような状況があるかと思います。新型コロナウイルスの蔓延を食い止めるためにも、資格証は当面の間、発行はやめて病院に通うことができるように配慮するべきだというふうに思いますが、見解をお聞かせください。
◎黒澤 保険年金課主幹 資格証につきましては、医療機関での支払いが全額自己負担になることから、交付につきましては慎重に取り扱っております。また、資格証明書につきまして、一例としましてですけれども、再三にわたる督促状、催告書の発送、電話催告、現地訪問などの手法を用いましても、納付や相談がない世帯に対しまして法令に基づき交付しております。納期までにきちんと納めている多くの被保険者の皆さんとの公平性の観点からも、今後も必要な措置であると考えております。
◆味村耕太郎 委員 今後も必要な措置ということではあるんですが、厚労省は2月28日、資格証を交付する世帯が新型コロナウイルスの疑いで帰国者・接触者外来を受診した場合、資格証を短期証とみなすよう事務連絡を出したということであります。このような通知は藤沢市にも来ているのかどうか、また、本市の対応についてお聞かせください。
◎黒澤 保険年金課主幹 今、御質問にありました厚生労働者からの通知につきましては、県における所管課を通じて市として受領しております。また、今後の対応としましては、厚生労働省からの通知の趣旨を鑑みまして、現在、資格証明書を交付している世帯に向けまして、市から通知を速やかに送付し、周知を図ってまいりたいと思っております。
◆味村耕太郎 委員 資格証の問題では、横浜市は2万人以上発行をしていたものを廃止したということであります。報道などによれば、横浜市は法や政府の答弁、厚労省の通達などの趣旨に基づく対応だというふうに述べて、意図的に払わないという人はほとんどおらず、適切に判断をすれば交付はゼロになるということであります。本市においても、資格証、短期証は廃止をするべきだと思いますが、改めて市の見解をお聞かせください。
◎藤間 保険年金課主幹 資格証及び短期被保険者証の交付につきましては、先ほどもお答えさせていただいておりますが、再三にわたる督促や納付相談の御連絡にも応じていただけないなど、特別の理由があると認められないにもかかわらず滞納している被保険者に対し、納付相談の機会を確保し、保険料の納付につなげるための措置として法令に基づき交付しているものでございます。それらのことから、被保険者負担に係る公平性を確保するため、今後も必要な措置であると考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
○永井譲 委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時10分 休憩
午前11時11分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。
議員間討議に付す意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時12分 休憩
午前11時13分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第87号令和元年度藤沢市
国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)についても反対をいたします。
○永井譲 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第87号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○永井譲 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────
△(5) 議案 第88号 令和元年度藤沢市
介護保険事業費特別会計補正予算(第1号)
○永井譲 委員長 日程第5、議案第88号令和元年度藤沢市
介護保険事業費特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時15分 休憩
午前11時16分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。
議員間討議に付す意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時17分 休憩
午前11時18分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第88号令和元年度藤沢市
介護保険事業費特別会計補正予算(第1号)についても反対をいたします。
○永井譲 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第88号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○永井譲 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────
△(6) 議案 第89号 令和元年度藤沢市
後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第2号)
○永井譲 委員長 日程第6、議案第89号令和元年度藤沢市
後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時19分 休憩
午前11時20分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。
議員間討議に付す意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時21分 休憩
午前11時22分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第89号令和元年度藤沢市
後期高齢者医療事業費特別会計補正予算(第2号)についても反対をいたします。
○永井譲 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第89号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○永井譲 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────
△(7) 議案 第90号 令和元年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第2号)
○永井譲 委員長 日程第7、議案第90号令和元年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時24分 休憩
午前11時25分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
それでは、質疑を終了する前に、これより議員間討議に入ります。
議員間討議に付す意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで議員間討議を終わります。
休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時26分 休憩
午前11時27分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
◆味村耕太郎 委員 それでは、日本共産党藤沢市議会議員団の討論を行います。
我が団は、当初予算に理由を述べて反対をしてきておりますので、議案第90号令和元年度藤沢市
下水道事業費特別会計補正予算(第2号)についても反対をいたします。
○永井譲 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第90号は可決すべきものとすることに賛成の方の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○永井譲 委員長 挙手多数。したがって、この議案は可決すべきものと決定いたしました。
──────────────────────────────
△(8) 議案 第91号 令和元
年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第2号)
○永井譲 委員長 日程第8、議案第91号令和元
年度藤沢市民病院事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
この議案は本会議で説明がありましたので、直ちに質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 休憩いたします。
──────────────────────────────
午前11時29分 休憩
午前11時30分 再開
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 再開いたします。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで討論を終わります。
採決いたします。議案第91号は可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
──────────────────────────────
○永井譲 委員長 これで本日の日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。本会議に対する委員会報告の文案は委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 御異議がありませんので、そのように決定いたしました。
その他委員の方から発言はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○永井譲 委員長 これで委員会を閉会いたします。
──────────────────────────────
午前11時31分 閉会
──────────────────────────────
以上のとおり相違ありません。
藤沢市議会委員会条例第62条第1項の規定により、ここに署名する。
補正予算常任委員会
委員長 永 井 譲...